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☆My europa  restore diary_next1


Restore

・フレーム交換
−フレーム塗装−
新品フレームは錆対策の亜鉛塗装ですが、このままでと言うのはあまりにも無機質感、寂しいので色を塗る事に。やはりOLD LOTUSフォーミュラーのフレームの色ですかね、イギリス空軍の旗にも使用している青みががったグレー(オーシャングレーって言うのか?違うか??)に塗る事に。。。
最初に錆びふうじん、そしてサフェ(デコボコが目立つ所はパテ後に)をしてオーシャングレーに、最後はクリアーで仕上げました。
何かクリアーを吹いたらイメージより青みが多く見えてきたぞ〜、暗い時はいい感じなんだけど、色って難しい〜。
 
−フレーム部品組み付け−
水パイプは錆びで通り穴が狭くなっているので新品を・・・ですがイギリス製ステンレスはすでに表面に薄っすらと錆びが、と言う事でこれも塗っちゃう事に。
黒だと味気ないのでガンメタに塗りフレームに取付。。。いや〜外す時以上です、何せ傷付けたくないので。
ボディが付いた状態で付ける事って出来るのかな〜と感じる位です。

後はブレーキパイプ、銅パイプの方が曲げ易いのですが、銅パイプは丸めた箇所が繋ぎになっていて、個人的にここに不安を感じ、スチールパイプを使用する事に。。。
1ヶ所曲げてはフレームにあてがい次の曲げへ、フレアー作成も銅パイプより難しく(力を入れないと広がらないし入れすぎると裂けちゃう)しかも、曲げ終わった後なので気持ち的に一発勝負、予想より時間を費やした作業でした。あ!そうそうBolt類も結構新品にしました、元はISOネジの箇所も有ったので・・・
 
・エンジン組み立て作業
−ヘッド加工−
OIL消費が多かった原因のひとつにOIL下がりがありました。
LOTUS Twin-Camにはバルブステムシールが無く、ばらしたエンジンには、バルブの上部にゴムリングが付いていましたが、今回はこの方法ではなくガイドをベリリューム銅にしました、耐摩耗性、放熱性に優れていて性能も上がります。
そして、若干ポートを広げ、燃焼室容積合わせをしました。

−ピストン、コンロッド加工−
ピストン、ピストンピンの重量を合わせます、高いピストンだけあってほとんど狂ってません、最大と最小でピストンが1.1g、ピンは0.1gの差でしたが、せっかくなので全て同じ重量にします・・・。
OIL穴やスカート等のバリもほとんど無かったのですが更に磨きあげ重量は最初より0.5g軽量になりました。
シリンダーのクリアランスは規定値より1/100小さく、WPC&モリブデンショットで行きます。

コンロッドは重さを全体で測定した所、2番以外は1g以内、2番だけが10g位重いし〜、で、個別に測定すると2番以外も差が大きい・・・。
恐らく、以前O/Hした際、キャップで重さを合わせたのか、2番のキャップは既にそうとう削られていました。念の為、予備で持っているコンロッドを測りましたが、どっちつかずと言う所・・・。

軽い所に合わせて行く事に、でもそんなに削れるのかな〜と思っちゃう位ですよね、バリを取る位ではとても追いつきません、まずはそれぞれ1番軽い固体に形を合わせ、その後微調整をして行きます。
何とかキャップ部は0.1g以内に・・・全体では0.5g以内で合わせました。ドキドキですね〜。

−カム加工−
持ち合わせのL2カム、残念ながらeuropa用では無い・・・インテーク側プーリーを取り付ける事が出来ません。
と言う事でこのL2カムをベースカムとしてノーマルカムを加工してもらいました。なにせ新品L2は今では高価なカムなので少しでも安くと。

−クランク加工−
ばらしたエンジンのクランクのメタルですが、かなり厳し状態だったのでクランク側を確認してみます。
やはり深い傷が有ります、って事で加工屋さんに研磨可能な範囲か確認してもらうとメタルのオーバーサイズの範囲で何とかなりそうとの事で加工を依頼、ついでにバランス取りも行いました、メタルはWPCで。

−バルブタイミング調整−
まずは、バルブクリアランスの調整ですが、付いていたシムではL2カムの規定値にはとても入らない位クリアランスが大きく、新しいシムを購入して調整しました、とは言ってもインナーシムtypeなのでカムを外しては付けの繰り返し作業です、クリアランス及び厚みを測定し、メモに書いて計算してを慎重にが私の場合ポイントです。

そして純正加工のカムプーリ(穴あけ品)を使用しL2カムの規定値にバルブタイミングの調整です、チェーンの張りとIN,EXのタイミングを調整していきますが、2、3度狂っている辺りの調整からが根気です。スライド式プーリーの方が楽ですかね。
・ボディー、フレーム ドッキング作業
−ボディー、フレーム ドッキング−
分離時と同じで人力での作業です、ドッキング時の方が難しいです、ボディを持っている人は位置関係が見えないので、案内人頼りです。今回は結構あっさりでした、強いて言えば作成したブレーキパイプ配管がギリギリな所がありましたが・・・
−フロント、リアガラス取付−
フロントガラスは、先に枠をガラスに取り付けてからボディーに接着して行きます。
仮載せをして位置を確認してから接着剤を付けて取付ます、上過ぎず下過ぎず、左右のクリアランスを確認して・・・。
リアガラスはとても小さいのでゆうずが利きません、軽量化にもなるので、私はアクリルで製作、取付性を考えて一回り小さくしました。
が、以外に簡単には行かず何度か方法を変えて取付を試みました、今回は先にウェザーストリップをガラスに付け、ヒモを使いボディーに付けて行く方法でしたが・・・最後にモールを外から付けて終了です。
室内側にモールの方が取り付けが楽。ですがそれではカッコ悪いのでちゃんと正規に・・・

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